今年の夏休みは何年かぶりにアメリカに行ってきました。
東京でも普段は毎週末コーヒーショップを巡っています。
いつもインスタで見ている海の向こうの
おしゃれなコーヒーショップ。
日本でもおいしいコーヒーは飲めますが、
日本とアメリカではコーヒーの淹れ方がどう違うのか
興味があっていろいろ回ってみました。
(BLUESTONELANE COFFEE)
ただ時間がなく予定していたお店の数には程遠く、
今後に向けてまだまだ偵察の余地はあります。
最近コーヒー業界の一部でセカンドウェーブやら
サードウェーブなる「波」があるそうですが、、。
(いまさら)
東京はコーヒーショップ戦国時代と言った感じでしょうか。
大手から個人までほんとにたくさんのショップが増えて、
よっぽどのマニアでない限り
(または業界関係者)それらのお店を制覇できません。
私も最初はマニアを装って制覇しようと巡り始めたのもつかの間、、、
そんな間にもどんどんお店が増えるのでギブアップです。
週末に行くと行ってもせいぜい2店くらい。
お腹がコーヒーでガボガボです。
お気に入りのコーヒーショップはすでに何カ所かあるし、
また落ち着いたら、新規開拓する予定。
※ファーストウェーブ(第一の波)
19世紀後半から、1960年代まで続く、
大量生産、大量消費のコーヒーの時代。
流通の発達により安価になったことでコーヒーがポピュラーな飲み物に。
「Nestle(ネスレ)」などのブランドによるインスタントコーヒーの登場。
苦くて風味が弱い、酸味が強いなどの弱点がありました。
(個人的な感想)
セカンドウェーブ(第二の波)
1960年代、シアトル系コーヒーチェーンなどにより広がった、
深煎りで高品質の豆を使ったコーヒーの時代。
日本でもおなじみのスターバックスやピーツコーヒー&ティーなど。
(「ピーツコーヒー&ティー」はすでに日本撤退)
フラペチーノ、ラテなどアレンジコーヒーがポピュラーになり、
コーヒーが苦手な人でも飲めるメニューが登場。
そして、香りと風味が豊かな淹れたてのコーヒーをお店で提供する
というのが特徴。
おいしいコーヒーを求める人に高く支持。
豆の産地やロースト方法などの知識が一般の人に浸透するのも
セカンドウェーブコーヒーの登場によるものではないでしょうか。
次第にこの波でも量販店などに販路を拡大するなど、
ますますコーヒー人気を上げてきます。
さらにこの状況の中から登場したのが、
「サードウェーブ(第3の波)」と呼ばれるコーヒー。
今注目の第3の波「サードウェーブ」。
多くの若者が起業し、新しいビジネスとおしゃれなカルチャーがひとつになって
確立している時代。
コーヒーの生産地への配慮や価値などが注目されるようになって、
豆の素材や淹れ方などにこだわり、注文してからの工程に時間がかかる
と言うかこだわる。
ここで登場するのがいわゆるスペシャルティコーヒー。
そして世界中でハンドドリップで一杯ずつ丁寧に淹れるスタイルがトレンドに。
元祖が日本の喫茶店ですね!
このサードウェーブで良く知られているのが、
西海岸バークレー発「ブルーボトルコーヒー」、
オレゴン州に拠点を置くStumptown(ストンプタウン)や
シカゴ生まれのインテリジェンシア(Intelligentsia)といった、
高品質のコーヒーを提供するショップ。
ブルーボトルは日本ではもうおなじみですね。
これらのお店は、自前で厳選した豆を使い、
店舗でローストした豆を使い
バリスタがその場で一杯ずつコーヒーを淹れるというのが特徴。
でもコーヒーって苦みとか酸味とか、やっぱり個人の好みに尽きますよね。
サードウェーブだろうがなんだろうがお店がおしゃれで
コーヒーが美味しければいいや!
と思う今日この頃。
名前は出しませんが、人気のコーヒーショップでも好みが合わない場合もあります。
コーヒーの味は「運」に任せて
年甲斐もなくおしゃれなお店に行きたい欲望を持って
今回アメリカでは何店舗か行ってみました。
サンフランシスコ(SF)ーニューヨーク(NY)ーワシントンDC(DC)
個人的には苦み、酸味等のバランスが好み。
普段ブラックは飲まずもっぱらラテアートを楽しむ為、
どのお店でもミルクたっぷりラテを注文。
(Jane)
最初はサンフランシスコ
「JANE」SFでは2店舗程あります。
私がぜひ行きたかった店舗はFillmore St.店
「dwell」と言う人気インテリア雑誌で
「The 10 Best-Designed Coffee Shops in San Francisco」
のうちの一つ。
「BLUESTONELANE COFFEE」(NY)
Astor Place
こちらはオーストラリアスタイル。
(サードウェーブの次に来るとか来ないとかww)
東京でも一部「フラットホワイト」や「ロングブラック」など
オージースタイルのショップがあって個人的には好きです。
「Stump Town Coffee Roaster」(NY)
おしゃれな若者が集まる人気の「Ace Hotel」に併設。
そんなに広いスペースでないにも関わらず人気なので、
ホテルのロビーには長蛇の列ができる事もしばしば。
そして最近日本でもカフェが併設されたショップが増えてきていますが、
NYで5番外のど真ん中、
ラルフローレンのショップに併設されたおしゃれカフェがあります。
「Ralph’s Coffee」
観光客よりも近くで働くおしゃれサラリーマンやNYerが多い様に感じました。
でも、これから人気スポットになる事間違いないでしょう!
そして最後に訪れたDCではバークレー発「Peet’s Coffee/ピーツコーヒー」へ。
スタバとセカンドウェーブを巻き起こし全米では割とどこにでもあります。
個人的にはピーツコーヒーのが好きです。

(Peet’s Coffee)